せんせいは15才
それ以来------
私は、黒崎のことがなんとなく気になってしまって。
いつもクールで、無表情な彼だけど、
でも、それは<冷徹>ってことじゃない。
やばい、今、私めっちゃ黒崎のこと、気にしてる・・
彼のすべてを、意識してしまってる・・・
これって・・・もしかして・・・
「かずいさん」
黒崎が不思議そうに私の顔を覗き込んでいる。
ハッ!!
思いにふけっていた私は、びっくりしてのけぞった。
「大丈夫ですか?具合でも?」
「いや、なんでもない!考えゴト!」
「そうですか、じゃ、始めましょう」
意識しちゃだめだめだめ!!
ただでさえ、毎日部屋に男と二人っきりってオカシイんだから・・
しかもその相手のことが気になってるって・・・
ダメだっ!!集中できないし!