せんせいは15才


頭が真っ白になった。



「・・・嘘・・・どうして」




「わけは言えないんだ、今は」




「なんで?教えてよ!!」



「黒崎君から言うなと言われているんだ。」



「・・・」



どんな理由があるってゆうの?



なんで・・お金にもならないこと・・・



何考えてるかわかんないよ!!



「でも、これだけはいえるよ、かずい」



「次の・・テストで

かずいが今回の難題をクリアできれば

それは彼の幸せにもつながる・・」



「どおゆうこと!?意味わかんない」



「かずい、彼に、幸せになってもらいたいと

思うなら、君にできることは、一生懸命勉強して

次のテストをクリアすること。


そうすれば、全て解るよ」





「なにそれ・・」



どうやら、何か裏がるみたいだ。



でも、わかったことは、



今回のテストをクリアすることは
私だけのためではなくて、



黒崎にも・・・影響がでるってこと。


しかも・・いい「影響」が・・・



よくわかんないからむかつくけど、


黒崎もおじいちゃんに<言うな>といってるくらいだから


聞いても教えてくれないと思うし・・。



とにかくがんばるしかないんだ。
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「よし・・・」



秘密は、テストをクリアすればわかるんでしょ!!



「クリアしてみせようじゃん」


意識が変わるのを感じた。










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