せんせいは15才
ある晴れた日--
漣学院理事長室。
かずいは、祖父である理事長から呼び出しをくらっていた。
「このままだと、留年決定らしいぞ。
たのむ・・かずい・・じいちゃんに、恥かかせないでおくれよ・・・」
祖父---綾峰昭三(60)は、怒ることもなくあきらめと落胆のような
曇った顔でかずいを見ていた。
そんな祖父の表情をなんてことないような様子でうけとめるかずい。
かずいは、(しょうがないかもね)なんて思っていた。
だって、勉強していないし、高校自体にあまり行っていないのだから。
「恥かけばいいじゃん。あたしは、別に、恥ずかしくない。
もう、どうだっていいし・・・じいちゃんが、耐えられないんだったら、
高校、辞めるよ」
漣学院理事長室。
かずいは、祖父である理事長から呼び出しをくらっていた。
「このままだと、留年決定らしいぞ。
たのむ・・かずい・・じいちゃんに、恥かかせないでおくれよ・・・」
祖父---綾峰昭三(60)は、怒ることもなくあきらめと落胆のような
曇った顔でかずいを見ていた。
そんな祖父の表情をなんてことないような様子でうけとめるかずい。
かずいは、(しょうがないかもね)なんて思っていた。
だって、勉強していないし、高校自体にあまり行っていないのだから。
「恥かけばいいじゃん。あたしは、別に、恥ずかしくない。
もう、どうだっていいし・・・じいちゃんが、耐えられないんだったら、
高校、辞めるよ」