せんせいは15才

カチカチ



インターフォンがならない。



おそらく、中で電源を抜いてしまっているのだろう。




ドンドン



ドアをたたいた。




しばらくたって、音沙汰がないので、おそらく寝ているのだろう。



「お大事に・・あたしは家で勉強するから、
黒崎君もがんばってね・・」




ドアノブに、見舞い品をかけて、帰ろうとしたとき



「・・誰?」



ドアから黒崎が顔をのぞかせた。
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