せんせいは15才

「好きだから。役にたててよかった。


知ってる?好きな人の役に立てるって最高のコトだよ。



しかも・・来年から黒崎がうちの学校に来るなんて、


楽しみでしかたないよ!!」



私は、涙交じりの声で、そういった。



ついに【告白】した。



しちゃった・・・。




「・・・え?」



黒崎は、驚きを隠せないでいた。



「あたし、黒崎のこと好きになった」


もう一度、念押しであたしは言った。



「今日で、最後なんてイヤ・・・


もっとずっと一緒にいたいの・・・」



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