せんせいは15才

「じゃあ・・


あたしと一緒に、リハビリしない?



今まで忘れちゃった、感覚を取り戻す、リハビリ!」




「はい・・」



黒崎はそう答えていた。




「あたし、黒崎を好きにさせてみせる!


これでも、もてるほうなんだよ」



「知ってます」



黒崎はふっと笑った。



「絶対ぞっこんにさせて見せるんだから」




二人は、今までにないくらい、笑った。

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