せんせいは15才
エピローグⅡ
------------春----------------
-------------漣学院高等部---------------
桜舞い散る、キャンパスにて。
「おはよっ!」
「おはよう」
黒崎と、かずいが、並んで歩いている。
「うい~っす」
敦詞登場。
「黒崎センセ。うちに来たんだね~
もう殴り合いはごめんだかんね」
そういって走りさっていった。
「殴り合いって・・まさか敦詞のあの傷って」
「おあいこですよ、彼に一発、僕に一発・・・」
「バカじゃん??」
かずいと黒崎は、楽しそうに笑いながら。
花びらのように軽やかに。
二人が付き合うかどうかは・・
このあとのお楽しみ。