幸せ色の贈り物

あとがき







 *あとがき*




『幸せ色の贈り物』は、2年程前に書いていた作品です。
クリスマス間近になったら公開しよう!
そう思い、12月いっぱいまでの完結を目標にしながら毎年失敗してきました。
そんな作品ですが、あたしなりのいろんな思いがつまった大切な作品です!




人は、大切なことをつい忘れがちなものです。
プレゼント…というと、高くて高価なものほどいい。
なんて思ってしまいがちです。


でも、本当に大切なのは“何を貰ったか”ではありません。
“誰のどんな気持ちが籠もっているか”ということです。
いつだって、大切なものは目には見えないものなのです。




本文中でチヅが貰ったプレゼントは、どちらも目には見えない“気持ち”でした。
マサの優しさ、エレナの思いやり。
それこそが彼女にとってのかけがえのない贈り物だったんじゃないかな…と思います。




人の心を温かくできるのは、いつだって人の心です。
他の誰かが操ることも、奪うこともできないものです。
“心”とは、どんなにお金をかけても決して買えないものだから。
だからこそ、何より価値のある、大切なものなのだと思います。
そんなことが、ほんの少しでも伝わっていればいいなぁ…と思います。






ここまで読んでくださった方、本当にどうもありがとうございましたっ!




       *09.12.20*




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