見つめている ~その先に君~

「おっ品~がっきの~左から~、和定食・洋定食・カレーライスにラーメン、カっツ丼…」



なんとなーく覚えてしまったお品書きを唱えてみたりしながら。



「…でー、単品のメニューの~、おっ味噌汁~!あっ!洋定食お願いしますっ!」



ちょうど最後の単品メニューを言い終えて、食堂のオバチャン前に到着。


「洋定食ね。はーい。分かりました。待ってな。」



すっごく感じのいいオバチャンなのだ。
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