見つめている ~その先に君~
そのくせにまだそこに立ってたんだ?

俺はもうアナタにあんま用がないよ。


一口だけスポーツドリンクを口に含む。

後は、ここにまだ突っ立ってるこの人に任せとけば大丈夫。


「よろしく。」


またしても、こわーい低い声。

…湿っぽいね、本当。


「集合!」


あーあ。


本当、ダリィ。
< 3 / 29 >

この作品をシェア

pagetop