見つめている ~その先に君~

シンヤとチヒロ

~Shinya side~
「シンヤくーん!お疲れ様ー!!!」

「シンヤセンパーイ!こっち向いてー!!!」


お疲れ様と思ってるんだろ…?

だったらすぐにそこを退け。


「通してもらえる…?」


ちょっと笑って一言言ったら、そりゃ退くけど。

その手間を俺に取らせるんじゃない。


「どーも。」


一応、渡されたタオルを受け取ってみたりね。

どーせ後で捨てるけど。
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