-promise-【完】
時が止まった気がした
「咲のことが、ずっと、好きだった」
そう言う祐介の真剣な顔を見て、やっと実感できた
それと同時に、涙で視界が歪んだ
「……っ…。」
「ダメ、かな…?」
祐介の言葉に慌てて首を横に振る
「あたしもっ…祐介の…こと……っ…好きだよ……!」
そう言ったら、急に祐介に抱きしめられたんだ
すごく、温かくて。祐介の心臓の鼓動が凄く早くて…
「良かった…」
あたしを抱きしめたまま祐介はそう言ったんだ