-promise-【完】


「確かに寂しいかも」


「…ハルっ」


咲と話してたら、オレンジジュースを入れてハルが来た


「こいつさぁ、1人で寂しいからって俺に家来いって呼ぶんだよ~。」


「…祐介。てめー黙ってろ」


やっぱり、こんなに広い部屋に1人でいるのは寂しいよね


「俺呼ぶんじゃなくて美優ちゃんに来てもらったらいいのにぃ~♪」


…え?


「あ、あたし…っ!?」


「あ~!もぉ、祐介!お前ほんとウルサイ。ギリギリの癖にさっさと勉強しろよ」


そう言われた井上くんは、咲に「暖人がイジメる~」なんて甘えたけれど
咲に冷たくあしらわれて、少し拗ねてからやっと勉強にとりかかった


何であそこであたしの名前が出たのか気になったけど、とりあえずあたしも勉強を始めた




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