-promise-【完】



―ぐうぅ~―


勉強し始めて、何時間かたったころ

誰かのお腹の音によってみんなの動きが止まった



「…お腹すいた。ねぇ~、そろそろ鍋パの用意しねー?」


さっきの音の犯人は井上くんだったみたい

そういえばあたしもお腹すいてきたかも


「あたしもお腹すいたぁ!美優そろそろ準備する?」


「そうだね。もう6時半過ぎだし、準備しよっか」


「みゅう材料さ、適当に買って来てるから好きに使って。」


片付けをしてたら、ハルがそう言った


「え?ホント?あっじゃあ材料費とか…」


「いらない。俺と祐介の奢り。」


「えっ…でも」


そう言うと、井上くんが「女の子にお金は払わせられませぇん」と言った




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