-promise-【完】


それって……



「10年以上経ってるし俺のことなんか忘れてると思ったけど、やっぱり…他の男にみゅうを取られたくなかったから。親父に無茶言って戻ってきた」


「…うそ…。あたしの為に帰ってきたの…?」


そう言うと、ハルは少し困った顔をして「俺が会いたかったから」って言ったんだ


「まぁ…久しぶりに会った時に、お前が俺のこと分からなかったのはちょっとショックだったけどな」


うっ……


「ご…ごめん…」


「ははっ!冗談だよ」


あたしの頭を笑顔で撫でて、話を続けた


「みゅうは全然変わってなくて、やっぱり好きだって思って保健室で気持ち抑えきれなくてキスした」


そういえばキスしたんだよね…


「…っ///」


思い出したらまた恥ずかしくなってきた…





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