-promise-【完】
それからあたし達はソファーに座って、マッタリしてたんだけど
ハルが急に立ち上がって寝室の方に行った
「ハル?どしたの?」
ハルはすぐに戻ってきて、こう言った
「みゅう。これ」
ハルの手には小さな箱
「え…何?」
「今日、みゅう誕生日じゃん。ついでにクリスマス」
…あっ!!
「わ…忘れてた…。そっか、誕生日か」
あたしってとことん鈍くさいな…(笑)
「だと思った。開けてみてよ」
「あ、うんっ」
小さな箱のリボンを解いてゆっくりフタを開けた
「…これ……」