-promise-【完】
食事を終え、再び瀬名くんの車に乗り込む
「瀬名くん、ごちそうさまでした…」
「あぁ」
瀬名くんが支払いを全部してくれたんだ。自分の分は払うって言ったのに『女に金を払わせるなんてありえねぇ』だって
何か悪いな…
「あ!そうだ瀬名くん。昨日学園祭の事決めてた時に、咲に何か話しかけられてたけど何だったの?咲に聞いても教えてくれないから」
「あ~何かコスプレの事は自分が考えてるのがあるから、俺は何も決めなくていいよって」
「えっ瀬名くんも!?あたしも言われたよ~!何か聞いたら秘密だって言われたんだけど…。咲ちょっと変わったとこがあるから、変なのにコスプレさせられるかもね…」
「かもな。まぁ変なのでも思い出になるしいーんじゃねぇの」
そう言って、瀬名くんは少し微笑んだ