あたしとあいつ





―竜斗へ―



これを読んでるってことは俺は死んでるんだよな。

なんでこんなことになっちまったのかな?

後悔しか残ってねーよ。

竜斗と恋ばなしたり、買い物とか一緒に行きたかったなー。


竜斗の兄貴でいたかった…



ごめんな。








あいつ、ありす知ってるか?

あいつは元気?

俺がいなくなって泣いてないか?

ちゃんと笑ってるか?







生まれ変わったらまたお前の兄貴になってやるからな!

覚えとけよ!
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