あたしとあいつ


今度は好きな人を一生守れるような人間に生まれてくるから。


お前にぜってぇわたさねーから!!



じゃあ、またな。






P.S.

竜斗、ありすを頼む。




―海斗―







「…兄貴」



俺はその場に泣き崩れた。









「竜斗…」





ありす先輩は優しく抱きしめてくれた。
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