revave
そんな会話をしながら、リョウが取った行動に俺は目を丸くした。


もう一組の布団を取りだし、まるで汚れの見せないフローリングの床にそれを敷き始めたからだ。



「は?」


間の抜けた言葉が、口から出る。


「は?」


それに合わせるよう、リョウはもっと間の抜けたような返事をする。


「てめーは俺に床に寝ろっていうのか?」


「真央がベッドに寝たいなら、あたしが下に寝るからいいよ?」


何を寝ぼけた事を言っているのだろう、その瞬間俺はリョウの肩をぐぃっと掴んだ。


リョウの手に持った、薄いタオルケットが床にゆっくりと落ちていく。


勢いまかせにリョウを押し倒し、キスをした。

フワフワのキングサイズのベッドは俺とリョウの体にピッタリとフィットし、それを合図とするかのように唇をこじ開け、舌を絡めた。



リョウもそれに答えてくれるかのよう、俺の唇に唇を絡める。



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