死ぬまで。
AM9:00~痛み~
「美香、今日は学校どうするの?」
お母さんの声がドアの向こうから聞こえた。
「…行かない」
私は答えた。
お母さんのため息が小さく聞こえる。
「分かった。じゃあ電話しておくね」
この瞬間、私はいつも心で謝るんだ。
―ごめんねお母さん。甘えてばっかで。学校へ行かなくて。
そう思うと私はカッターを手に取る。
そして刃を手首に当てて、そっと引く。
赤い血がポタリと手首を伝い床へ落ちる。
こうしていると落ち着く。
自分への罰を下しているみたいで。
でも―
私はこんなことしかできない自分が惨めだった。
お母さんの声がドアの向こうから聞こえた。
「…行かない」
私は答えた。
お母さんのため息が小さく聞こえる。
「分かった。じゃあ電話しておくね」
この瞬間、私はいつも心で謝るんだ。
―ごめんねお母さん。甘えてばっかで。学校へ行かなくて。
そう思うと私はカッターを手に取る。
そして刃を手首に当てて、そっと引く。
赤い血がポタリと手首を伝い床へ落ちる。
こうしていると落ち着く。
自分への罰を下しているみたいで。
でも―
私はこんなことしかできない自分が惨めだった。