恋の選択
―帰り―
「櫻樹さん!」

「俺俺!裕矢!外でよ?」
「あぁ!うん!」
忘れてたー!話しってなんだろう?

「綾!帰ろうぜッ!」
「あ!ごめん帰るの遅くなるかもしれないから先帰ってて!準備していくから!」
「もう俺の家に荷物届いてるだろ!」
「ならいいか!まぁ!先帰ってて後から行く!」
「お…おぅ!」
私は金沢くんの元へ走って行った。

―…沈黙が続く。
屋上にしゃべらないまま着いた。
「はぁー!やっと話せるな!」
「うん。。。えっとー話しってなんの話し?」
「あぁ!綾香の家族お母さんとお父さん離婚してんだろ?」
そう。私が小さいころ両親は離婚した。小さかったからあんまりお父さんの顔も覚えてない。
…って今綾香ってよんだ?!なんで?!まぁースルーしとこう。。。
「そう…だけど?」
「俺もなんだよ!俺は父さんだけなんだ!」
「…だから?」
「まぁーそのうちすぐ会えるよ!」
「はい?」
「じゃあまたね!あ・や・か☆」
「は?!え?ちょっと!」
バタン―
いや…置いてかないでよ!?意味不明!用事ってそれだけ?!もぉーなんなのよ!?塚、誰あいつー?!?!
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