+小さな約束+
那雪が教室に帰って来たと同時に…那雪が親友としている勝己が入ってきた…


まっさきに走って私たちの所に来た。
私と花は目を合わせて首を傾げた。

花が聞いた。
「何?そんなに息きらして…何かあったの?」
「まぁなぁー…」
「何??」

あの…嘘ですか?って言いたくなるほどの事だった。
「学年で1番モテる子に告白されたって!」

そこまでは知っていた。
でも…
「那雪が…OK出したって」
《えっ!?》
花と声がかぶった。

つまり…那雪には彼女ができたってこと??


やっぱり会えば終わりなんだね…私は…思ってたよ。きっとそうだって。
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