お嬢様と俺様!?〜2〜
―――――あれから5分後…。

やっぱり隆哉の言った道はあってた。

「あー、あれー!!
結衣の家っ☆」

すっかり機嫌もよくなった柚が、茶色の家を指差して大きな声を出した。

「ホントにあれ?」

道に関しては柚を信じれない俺は、隆哉に確かめた。

「うん、あれだよ。
おっまえ信じてやれよ!」

「悪いとは思ってるけど、無理。」

「トラウマ、みたいな?」

「まあ、そんなとこ。」

「ハハハッ!」

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