お嬢様と俺様!?〜2〜
星神祭はぶし終わり、みんな帰っていく。

何も知らない凛も当然帰る準備をしている。

そんな凛を、俺は勇気を振り絞って呼び止めた。

「おい、凛ッ…!」

「ヘッ!?」

「今日さあ…ちょっと残ってくんねえ?」

「え、どーして?」

「いーから、残れよッ?
じゃあ、またあとでなッ!」

「え〜!どこ行くの?」

「あ゛、俺?」

「う、うん…。」

「俺は……ちょっと先生に呼び出されてて……」

「ぷッ……笑
分かった、待ってる。」

「お、おい笑うなよッ…!
おう、ちゃんと待っとけよッ!」

「はあーいッ!」

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