お嬢様と俺様!?〜2〜
「凛…、俺なあ……?」

「うん、何…?」

「俺……」

大きく深呼吸をする。

そしてついに……

「俺、スキなんだ…
凛のことが…スキなんだ…」

「えッ………」

驚く、凛。

「いつになってもいい。
返事、くれよ?
それと、待っててくれてありがとう。
じゃあ、また明日なッ!」

そう言って、教室を去ろうとした。

その時…
シャツをつかまれた。

「待って…。
あたしも…あたしも、舜くんのこと、スキだよ?」

「ま、まじ………?」

「うん。
幸せにしてねえ?笑」

照れ笑いして、そう言った凛が可愛すぎて…

俺のことスキだって言ってくれて…

今までで一番嬉しかった。

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