お嬢様と俺様!?〜2〜

「よしっ!
じゃあそろそろ学校いこっ?」

「うん!
ねえ、優弥?」

「なに〜?」

「手、あいてるよ?」

照れながらそう言う柚。

手つないでほしいんだ。

わかったけどあえての気づかぬふり。

「そーだねえ。
で、それがどーかしたあ?」

柚はさらに赤くなってこう言った。

「手…繋ぎたいよ…」

ヤバい可愛い…
そんなのおっけえーに決まってる。
けど、意地悪したくなるから仕方ない。

「みんなに見られるから嫌。」

「え……そ、そうだよねっ…ごめん。」

「ばーかウソだよ!笑
手繋ぐくらいいーし!」

「もーホントかとおもってビックリしたよ〜!!」

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