お嬢様と俺様!?〜2〜
「やっぱお前やらなくていー…。」

「えっ?」

「なんでだよ、優弥…。」

「だって、“大事なりゅうくん”とか…
俺より大事みたいじゃん……」


「……ぷっ!」

俺は思わず吹き出した。

「なんだよ、笑うなっ!」

「いや、優弥…
それ、ヤキモチだよ……」

「はあ?
俺がお前なんかに妬くわけないだろ?」

「それが、妬いちゃってんの!笑」

「えっ、ゆうがヤキモチ?」

「そうだよ、柚姫ちゃん♪
優弥くんはね、柚姫ちゃんには優弥くんより僕のが大事なんだと思っちゃったみたいなんだよ…

誤解をといてやって?」

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