月恋 tsukiren
学校に着いてから、机の上に頬杖ついて、読書をする。
でも、全然集中できない。
本を読んでいても、高野のことばかり考えてしまう。
一生懸命な高野の姿を、思い浮かべてしまう。
どうして??
…私。
何か悪い病気なの??
そう思っていると、友達の歩弥(あゆみ)が声をかけてきた。
歩弥は…いわゆる幼なじみ。
くるっくるの茶色の髪がチャームポイントのちょっと(いやかなり)勝ち気な女の子だ。
「紗羅~。おあよっ!!…顔赤いけど、どした??」
「えっ??」
私は思いっきり動揺。
本を落とす。
「…ははーん。その顔は恋ね!!恋しちゃったのね!!」
落ちた本を拾いながら、歩弥がそう言う。
「そ、そういうわけじゃ…///」
ガラガラガラッ!!!
ちょうど良いタイミングで高野が教室に入ってくる。
私は思わず顔を赤くする。
歩みは何か勘付いたように、ニヤッと笑みを浮かべ、私に耳打ちする。
「高野、でしょ??」
私はドキドキMAXで、教室を飛び出した。
でも、全然集中できない。
本を読んでいても、高野のことばかり考えてしまう。
一生懸命な高野の姿を、思い浮かべてしまう。
どうして??
…私。
何か悪い病気なの??
そう思っていると、友達の歩弥(あゆみ)が声をかけてきた。
歩弥は…いわゆる幼なじみ。
くるっくるの茶色の髪がチャームポイントのちょっと(いやかなり)勝ち気な女の子だ。
「紗羅~。おあよっ!!…顔赤いけど、どした??」
「えっ??」
私は思いっきり動揺。
本を落とす。
「…ははーん。その顔は恋ね!!恋しちゃったのね!!」
落ちた本を拾いながら、歩弥がそう言う。
「そ、そういうわけじゃ…///」
ガラガラガラッ!!!
ちょうど良いタイミングで高野が教室に入ってくる。
私は思わず顔を赤くする。
歩みは何か勘付いたように、ニヤッと笑みを浮かべ、私に耳打ちする。
「高野、でしょ??」
私はドキドキMAXで、教室を飛び出した。