プライダル・リミット
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落城

 2008年11月13日(木)
「161、162、163、165、166、168……166、168……嘘だ……この僕が……」
 旧法務省祝田橋庁舎掲示板の前で、マキオは受験番号第167号の受験票を手にしたまま呆然と立ち尽くした。
「チャンスはあと1年……」

 
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