プライダル・リミット
「おや? どちらへお出かけですか?」
(近藤!)
かといってつきまとわれてもうっとうしい。
「誤解のないように先に言っておきますけど、僕はマスコミにリークなんかしていませんよ。あのくらいのネタなら簡単に調べられますからね。僕が知りたいのはそんなことじゃないんですよ。わかりますよね?」
「すみませんが、急いでますので……」
「あったんですよ! 藤真竜と木嶋悟史、この2人に接点が」
「!!」
「気になっちゃうカンジぃ? そりゃそうだよね。君だって知りたいはずだ。真実ってやつを」
「何があったんですか!? リュウと木嶋の間に何が!?」
「そんなすぐには教えられないなぁ。僕達にとって情報は大事な財産だからね。それをみすみす相手に献上するなんて、ねぇ?」
「僕にどうしろと?」
「ギブアンドテイク。情報の見返りは情報で」
「わかりました……」
(近藤!)
かといってつきまとわれてもうっとうしい。
「誤解のないように先に言っておきますけど、僕はマスコミにリークなんかしていませんよ。あのくらいのネタなら簡単に調べられますからね。僕が知りたいのはそんなことじゃないんですよ。わかりますよね?」
「すみませんが、急いでますので……」
「あったんですよ! 藤真竜と木嶋悟史、この2人に接点が」
「!!」
「気になっちゃうカンジぃ? そりゃそうだよね。君だって知りたいはずだ。真実ってやつを」
「何があったんですか!? リュウと木嶋の間に何が!?」
「そんなすぐには教えられないなぁ。僕達にとって情報は大事な財産だからね。それをみすみす相手に献上するなんて、ねぇ?」
「僕にどうしろと?」
「ギブアンドテイク。情報の見返りは情報で」
「わかりました……」