プライダル・リミット
studio・LENNON――一階にA~E5室の練習スタジオ、地下にはキャパシティ200のライブスペースが併設されたライブハウス。格安の料金で年齢層は幅広く、時には有名ミュージシャンのライブも行われる。
「リュウさん、おはようございます」
受付の若い男が声を掛けてきた。
「おう。どっかあいてる?」
どうやらここでも常連らしい。
「今は……Cスタですね」
男は予約表を見ながら答えた。
「サンキュ」
スタジオを確認したリュウは受付を後にした。
「リュウさん、マイクは?」
「いらねぇ」
マキオはただリュウについていった。「Cst」の表札が掲げられた部屋の扉が開かれる。そこにはマイクスタンド、ギターアンプ、ベースアンプ、ドラムセット、スピーカーにミキサー、マキオにはどれも初めて見る物ばかりだ。
「リュウさん、おはようございます」
受付の若い男が声を掛けてきた。
「おう。どっかあいてる?」
どうやらここでも常連らしい。
「今は……Cスタですね」
男は予約表を見ながら答えた。
「サンキュ」
スタジオを確認したリュウは受付を後にした。
「リュウさん、マイクは?」
「いらねぇ」
マキオはただリュウについていった。「Cst」の表札が掲げられた部屋の扉が開かれる。そこにはマイクスタンド、ギターアンプ、ベースアンプ、ドラムセット、スピーカーにミキサー、マキオにはどれも初めて見る物ばかりだ。