最高の笑顔
二人共、花火をしている時が一番幸せだった。

そして、優はロケット花火の最後の一本だけを残して、トンボ花火や、色々な花火を付け終わった。


【最後に定番の、線香花火残してしまったな〜↓(笑)】


【あっ、兄ちゃん!線香花火、どっちが最後まで落とさんかやろやぁ〜♪】

【ごめんやけどなぁ、お前にだけわ、負けへん自信あるわ〜(笑)よし、んなら負けた方わタバコ一箱なっ♪】

【よっしゃ〜♪タバコやタバコ〜♪(*^o^)/あっ!!】

優の声と共に、火を付けてすぐの、優の線香が地面に落ちた。


【優君(笑)落とすん早いぞ?ぷっ☆】


【[ぷ]とかゆわんでやぁ〜↓(+_+)あ〜ぁ・・・タバコ一箱かぁ↓】

優が、線香を落としたあまりの早さに、光は苦笑いだった。すると、優は以外に悔しそうな半面、どこか寂しそうな顔をしていた。
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