最高の笑顔

優は泣きやむと、一本だけ残しておいたロケット花火を手に取った。

【兄ちゃん。これに火つけるからさ〜、最後に二人で何かお願い事しよっか〜♪】

【おう。ええで★何お願いしよっかなー?(笑)】



そして、最後のロケット花火に火をつけた。



ピューーー・・・・

二人は、打ち上がると同時に、手を合わせ、お願い事をした。


パンッ・・・


【よしっ♪叶ったらええなぁ♪(*^^*)兄ちゃんは、何お願いしたん?】

【優は何てお願いしたん?】

【え〜、そんなん秘密やんっ★(笑)】

【はぁ?(笑)んなら兄ちゃんも秘密や(笑)】

【教えてくれてもいいやんか。φ(..)】

【また今度な!そろそろ家帰ろっか♪おかんには、いつも通りに接したりや!】

【あいよ〜。】


そして二人は、最後の花火を打ち上げると、一段ずつ階段を上がり、直ぐ様単車にまたがると、帰りは家を少し遠回りに、ツーリング気分で帰っていった。











兄ちゃんのお願い事、
優にはゆわんかったけど、
あの時わな・・・・・






≪≪優が幸せになるように≫≫
ってお願いしたんやで。




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