最高の笑顔
ある日の夕方、優は、いつもの様に遊びに出掛けた。

【んなら、兄ちゃん、行ってくるわ!】

【はよ帰ってこいよ。】

ガチャン....

優は、光の話も聞かず、出て行った。

そんな優だったが、夜中の10時を過ぎても帰ってこなかった。いつもは、遅く帰る時は連絡していたから、光と母は、心配になり探しに出た。

友達の家、
よくたむろする場所、
ゲームセンター、
河川敷、


優が行く場所は、全部あたってみたが、何処にもいなかった。。

光は、河川敷の階段にゆっくりと腰を下ろし、ふっと溜め息をついた。

【あのアホ、何処行ったんやろ?はぁ〜むかつくわ〜。】

そんな時、光の携帯が鳴り始めた。
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