最高の笑顔
治療室の前に着くと、母は地面に泣き崩れた。光は母をなぐさめながらも、タバコを吸いに行ったり、コーヒーを買いに行ったりした。

落ち着きを隠せず、待った。


ちょうど、2時間くらいだっただろうか、ようやく電気が消え、扉が開くと共に、男の先生が出てきた。

【先生!優は...どうなったんですか!?】

【私達も..全力を尽したのですが...すいません...。】


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