最高の笑顔
ありがとう

光は、涙をグッとこらえ、手紙を優の手に握らせた。

【優...なにがアホの兄ちゃんやねん(笑)...気持は嬉しいけどな...この手紙まだ終わってないぞ?ちゃんと、下の方の空白も埋めろや。空行っても、俺に手紙書いててくれよ。】



そう言い残すと、優に背を向けた。涙をこらえるのをやめて、ボロボロといっぱい溢した。





そして
優の体が灰になるまで...

光はずっと空を眺めていた。




優...頑張れよ。
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