BLACK GAME
「あのね、あなたは本当にラッキーなんだよ?」


少女は嬉しそうに言った。


何の事だかさっぱり分からないが夢の中での自由はなく、俺はただ立って話を聞く事しか出来なかった。


「あなたは全世界の人々の中から抽選で選ばれたの。」


何に選ばれたんだ…?


「全部で22人だよ。2つのチームに分かれてゲームをするんだ。」


少女の口元は三日月そのものだった。


しかも声を出して笑いはしなかった。


そこがまた恐ろしい。








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