王子様のお姫様
翌朝。

私はいつもより早く目が覚めた。

おばあちゃんのいるキッチンに行くとおばあちゃんは朝食を作っていた。

「おはよう。」
おばあちゃんはネギを切りながら言った。
「おはよう、おばあちゃん。」
「今ご飯作ってるからね。座って待ってて。」
姫子は椅子に座った。
< 14 / 53 >

この作品をシェア

pagetop