王子様のお姫様
「あぁ。母さんは、それでいいんだろ?」


嬉しさよりも驚きの方が大きかった。

「じゃあ、姫子をよろしくね。」

大太さんの手を握って頼むおばあちゃん。


「分かってるよ。」

少し微笑んだ大太さん。
< 20 / 53 >

この作品をシェア

pagetop