王子様のお姫様
一時間くらいして大太君は戻ってきた。


あたしはテレビに向けていた体を大太君に向けた。


「仕事の電話してた。」


普通に言う大太君。

大太君には分からないよね。

あたしの胸が痛んだ事。
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