王子様のお姫様
「ホントに何でもないの!……なんかごめんね!」


私がそう言うと、大太君はいきなり私を抱きしめた。


「!?……大太君……?」


「ごめんな……。」

「?」


「俺がホストで、ごめんな……。」


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