SnowNight



『ありがとう、優斗…、さよ、な…ら…』




「美華は泣き虫だな。…また、な?」



『…うんっ』



パァァァッと美華が光って、そして一つの“雪の華”になった。



雪の華は俺の手の平に落ち、溶けてなくなった。



「美華ぁ…!!」



俺は泣き崩れた。



「絶対…来てくれよな…?」




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