好きだよ。
「・・もしかしたら?」


「りょうと会えなくなっちまうかもしれないんだぞ。」


・・え?


「なんで・・そんなこと。。」


「そういう夢ってさ。正夢になる可能性あるだろ。」


「そんなの、100回に1回あるかないかでしょ。」


「その1回に当たっちまったら?」


「当たんないもん。」


なんで


そんな必死なの?


こっちが


怖くなるじゃん。


「でも・・」


「何でそんな必死に言うの?・・兄ちゃん、なんか怯えてない?」


ちょっと。。


黙んないでよ。


何か答えてよ!!


「兄ちゃん!」


「俺が、そういう体験したことあるからだよ。」
< 40 / 63 >

この作品をシェア

pagetop