エビマヨ〜偶然ゎ必然的〜
『コーヒー淹れたらこっちおいで』
「うん。もう少しまってね。」
あったかいコーヒーを持って隣に座った栞をずーっと見つめていた。
「え?どーしたの?コーヒーどーぞ。」
笑顔で淹れたてのコーヒーを渡してくれて不思議そうに俺をみてる。
『あ。ありがと。今日のコーヒーうまくはいってるね。』
栞が入れてくれる最後のコーヒーになるかもしれないと思って味わいながら大切に飲んでいる。
『あのさ。話があるんだけど・・・』
「どーしたの?そんなに改まって。」
『俺さお前に内緒にしてることがあるんだ。』
「え?」
『栞から見て俺って何歳に見える?』
「何歳って・・・。28歳ぢゃないの?」
『うん・・・実は・・・36歳なんだ。』
やっぱり驚いてる。
若く見えるから信じられないのかもしれないけど、お前が高校生だと知って少しでも仲良くなりたくて28歳だと言ってしまった。