エビマヨ〜偶然ゎ必然的〜

ピンクゴールドのペアリング。


俺は、一ヶ月前から探していた。








「プレゼントをお探しですか?」


宝石店のショーケースをじっくり見ていたら、きっちりとスーツをきた店員さんが声をかけてきた。




『彼女へのクリスマスプレゼントを...』


照れながら答えた。


そして、いくつかの指輪を見せてもらった。



『これなら絶対似合う。』



ピンクゴールドの指輪を見たとき、そう思った。



何度も繋いだ、栞のかわいらしい手を思い出してにやけてしまう。




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