愛しの我が子!!
そんなオレにとっては鳥肌がたつ思い出を思い出していたオレは、執務室のソファーの上に横になっていた。


「はぁ…」


言うまでもなく何もオレのため息に反応しない。



回りにはパソコンだらけで画面の中は、数字だらけの未知の世界。




「おい。」

「え!?」



突然声を掛けられ、おもむろに後ろを見てみると…



「あんたのムスメだバカヤロー。」



…えっと…突っ込みたいとこ満載なんだが…




頭のツンツンヘアー、金髪、死んだ目、どことなくオレに似ている。



手元には、大きなテディベア。長めのウェーブがかかっている髪。


どこから見ても、人形みたいな顏つきだ。



「どこから入って来たのかな?」

「…ん」


出来るだけ柔らかい言葉で聞くと、無表情のままでパソコンの方を指差した。
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