愛しの我が子!!

ニコニコしていないあなたへニコニコ動画!!

午後9時。結構な量の荷物を持ち(持たされた)、自宅の4LDKマンションに着く。

ちなみに、暴走兵器少女はオレの背中の上でおやすみなさった。


まだ本当のムスメとは認めて無いが、こいつの顔やちょっとした動作や考え方を観察すると、微妙に昔のオレと重なる。





いつもの様に、自宅のチャイムを鳴らすと、オレの母親が出てきた。


「まぁ!その子どうしたの?」

「話しは飯食いながらでもするから荷物持って。」

「はいはい。」



腕が限界の警告をオレの脳に知らせたため、オレの腕が紅くなっていた。






ワガママ姫をオレのベッドの上に寝かせ、毛布を掛けてやった。



できるだけ音を立てぬようにドアを開く。


リビングへ行くと、ケータイをいじっている中3の不良妹と母さんがテレビを観ていた。



1人の夕食はいつもの事で、寂しくはない。



「誰なの?さっきのガキは。」


妹よ…そんなこと姫に言ってみろ。殺されるぞ。


「未来から来たそうだ。名前は凪。」

「はあ?あんた頭おかしいんじゃ無いの?」



まともに中学行かずに高校にも行かねぇお前に言われたかねぇよ。
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