泥だらけの君へ

咳を切ったように現れる感情。

一言も飲み込むことなく吐き出した。

「だって…っ!自分がゆったんじゃん!別れようって…。」

嬉しさと戸惑い。

きっとどちらも同じくらいにあたしの心を占領してた。

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