雪降る頃に
出逢い
「外にでてみるか・・・」
そっと立ち上がり
ドアへと向かう。
窓からは眩しい光が
まるで何かを
告げるかのように
差し込んでいた―――
家を出て数分―――
「と、行っても
どこに行く??」
誰に聞いてるんだか・・・
答える人なんて
「そこらへんの公園とか」
・・・・・いましたね。
同じ年くらいの男の子が
こっちを見ている。
「・・・・・・・」
「あれ??シカト??」
「・・・・・・・」
「どこに行くって聞いたの
そっちじゃん」
「・・・別に・・・
聞いてないけど。」
「・・・・・・」